日本の気候変動対策にとって重要な3つのエネルギー政策が、まもなく閣議決定されようとしています。
- 「第7次エネルギー基本計画(エネ基)」:これからのエネルギーのあり方を描くもの
- 「地球温暖化対策計画(温対計画)」:どのように温室効果ガスを減らしていくのかを示すもの
- 「GX2040ビジョン」:2023年の「GX推進戦略」を改定するもの
いずれも私たち1人1人の暮らしに直結する重要な内容なのに、原発や化石燃料で既得権益を持つ産業界や電力業界の声が大きい審議会で議論され、国会での議論を経ずに「閣議決定」で進められようとしています。
パブリック・コメントには、前回の策定時より何倍も多くの市民が声を届けました。
日本各地で行われた説明会・意見交換会では、今まさに行うべき「エネルギー転換」や「大幅な温室効果ガス削減」を先送りしようとする内容に対する反対意見が多く出ました。
それでも、今のところ、大きな方針転換を行うという報道は出ていません。
一部企業の目先の利益のために、私たち、そして若い世代の未来を犠牲にするようなエネルギー政策へ「NO!」を突きつけるために、あなたも集まり、この思いを可視化しませんか?
概要
- 日時 2月18日(火)14:30~16:00
- 場所
- 会場(衆議院第一議員会館 多目的ホール:東京都千代田区永田町2丁目2−1 <MAP>)
- オンライン(Zoom)
- 参加申し込み
- 問題提起
- 各地からの声
- 福島:佐藤和良さん(いわき市議会議員)*オンライン
- 大阪:稲岡美奈子さん(地球救出アクション97)*オンライン
- 広島:小野綾子さん(つながる気候市民広島、350 Japanリードクルー)*オンライン
- 東京:二ノ宮リム虹さん(Fridays For Future Tokyo)
- NGOからの声
- 満田夏花さん(FoE Japan)
- 伊与田昌慶さん(350.org Japan)
- 主催:ワタシのミライ、原子力市民委員会、FoE Japan
- 共催:原発ゼロ・再エネ100の会
- ワタシのミライ実行委員団体からの声明およびプレスリリース
- FoE Japan「声明:第7次エネルギー基本計画、地球温暖化対策計画、GX2040ビジョンの閣議決定に抗議ー原発回帰・電力の大量消費構造維持の内容で、気候も未来も守れない」
- 350.org Japan「日本の新たな気候・エネルギー政策と国別貢献(NDC)へのコメント」
- グリーンピース・ジャパン「「第7次エネルギー基本計画」「地球温暖化対策計画」閣議決定に対するグリーンピース声明ーー低すぎる再エネ目標の引き上げと国による脱炭素の加速化を求める」
- 気候ネットワーク「【声明】第7次エネ基、温対計画、GX2040ビジョン閣議決定にあたって~将来世代につけを回す歴史的禍根となる決定~」
- 原子力資料情報室「第7次エネルギー基本計画の閣議決定に抗議する」
同日開催!首相官邸前アクション
「エネ基」と「温対計画」の閣議決定が行われる見込みの首相官邸前で、抗議を表すスピーチやコールを行います。
手ぶらで参加OK!熱い思いだけを持って、一緒に声をあげましょう!
日時 2月18日(火)10:00~11:00(終了は参加者数により調整)
場所 首相官邸前(〒100-8968 東京都千代田区永田町1-6-1 <MAP>)
※2月18日の閣議決定が見送られる場合、こちらのアクションは延期とします。その場合は、2月17日(月)17時までにワタシのミライのXにてお知らせします。
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